お客様の声
VOICE

結婚後は大阪の社宅で暮らしていました。引っ越す前は、寝屋川市にある13階建て社宅の11階が我が家。毎日のエレベーターの昇り降りが思いのほか大変で、不便さを感じていました。 夫婦ともに戸建てで育ったこともあり、マンションでの暮らしにはなかなか馴染めなかったのかもしれません。そんな生活を変えるため、家づくりを計画することにしました。 最初から「平屋を建てたい」という希望があり、大阪でのハウスメーカー巡りをスタート。大阪には私（妻）の両親もいるため、大阪北部を中心に土地を探しました。 ところが、平屋を建てられる土地がなかなか見つからない。どこに行っても２階建てが主流で、予算的にも厳しい状況が続きました。 そこで方向転換。夫の勤め先の同僚が多く住んでいる奈良で、家づくりに挑戦してみることにしました。

大阪では難しかった平屋での家づくり。都市部ではやはり限界があるのかもしれない。そう思い、大阪から少し離れた奈良なら可能性が広がるのではと期待を込めて、土地探しを始めました。 ところが、思っていた以上に苦戦します。なかなか理想に合う土地が見つからず、前に進まない日々が続きました。私たちが奈良の土地勘に乏しかったことも、一因だったと思います。 やがて気持ちは行き詰まり、ついには「もう家づくりそのものをあきらめようか」とさえ思い始めていました。そんなとき、最後の望みを託して訪れたのが豊富住建さんでした。 まさに藁にもすがる思いでした。そこでご紹介いただいた土地は、まさに理想的な条件。平屋を建てるには十分な広さがあり、予算とも折り合いがつく。 そして何より、「自由設計」であることが決定的でした。これまでのハウスメーカーでは、自分たちの思い描く家を実現することができませんでした。 しかし、豊富住建さんはプロとしての視点を持ちつつも、私たちの想いに真摯に寄り添い、それをカタチにしてくださいました。 数多くのハウスメーカーを巡った中で、私たちの夢を叶えてくれたのは、豊富住建さんだけでした。

何と言っても、私たちが一番こだわったのは「平屋スタイル」です。この家づくりは、まさにそのために奔走したといっても過言ではありません。 私たち夫婦はともに戸建て育ち。だからこそ、2階以上のフロアは将来的に使わなくなる、ということを、身をもって実感していました。 それならば、最初から2階は必要ないという、ある意味でとても合理的な判断をしたのです。 リビング・ダイニングに隣接した和室は、この家の“アイコン”のような象徴的な存在になっています。 落ち着いた空間に和の趣が加わり、暮らしに深みを与えてくれます。また、多趣味な夫のために、道具やアイテムをたっぷりと収納できる広い土間も設けました。 さらに、夫は仕事柄、体を鍛える必要があるため、トレーニング専用のスペースも確保しています。 そして私（妻）がこだわったのは、ランドリースペース。虫が苦手なので、洗濯物はできるだけ外に干したくありません。 そこで、室内でたっぷり干せる広々とした空間を設計しました。

外観は、グレーの落ち着いたトーン。少しだけ存在感を放ちながらも、周囲の風景にしっかりと馴染んでいます。 渋みのある外観に対して、室内のインテリアは控えめに。主張しすぎない和と洋のコラボレーションが心地よいバランスを生み出しています。 リビングには、静かに佇む和室の小さな空間が設けられており、室内全体に穏やかな落ち着きを添えています。 テレビ背面のボードは、夫が選んだカーキ色。モスグリーンに近い渋めの色合いが、和の要素をさりげなく引き立てています。 天井の間接照明もまた、絶妙な演出をしてくれます。明るすぎず、暗すぎず、ちょうどよい光が、空間全体に落ち着きと安らぎを与えてくれます。 この「ちょうどいい」空間が、私たちのお気に入りの場所になっています。

とても快適な空間ができあがり、住み心地は最高です。平屋をあきらめずに本当に良かったと、心から思っています。 家具はInstagramで情報を集めながら、この家にぴったり合うものを一つひとつ厳選しました。 細部にまでこだわりを込めて選んだ家具たちは、夫のセンスが随所に光っています。 私たち夫婦にとって奈良は初めての土地でしたが、今ではすっかり馴染み、まったく不自由を感じることはありません。 これから何十年も、この家とともに家族が成長していける、そんな未来が信じられる家になりました。

最後の望みを託して訪れたのが、豊富住建さんでした。ここでダメなら、家づくりそのものをあきらめよう、そんな思いで足を運びました。 そこで出迎えてくださったのが、営業の石田さんです。私たちの話にじっくり耳を傾け、要望を丁寧に汲み取りながら、私たちに本当に合った提案をしてくださいました。 こうした対応は、これまでの建築会社では一度も経験のなかったものでした。石田さんに出会えたこと、本当に感謝しています。 心から「この方に出会えてよかった」と思える存在です。今では夫が会社の同僚たちに「家を建てるなら、豊富住建さんがいいよ」とおすすめしています。